今回のいれもん通信のタイトルでもある「備前國長船住横山藤原祐永」。正しく読めた方はいるでしょうか？

読み方は「びぜんのくにおさふねじゅうよこやまふじわらすけなが」と読みます。これは、日本刀の名前で、幕末に活躍した浪士隊・新選組の副長・土方歳三が所持したとされる日本刀です。

刃渡り2尺7寸（約82センチ）。刃紋は直線の「直刃」で、装飾性の高い「乱れ刃」が多い備前長船（岡山県）としては珍しい。茎（柄の金属部分）の側面に刀銘と「文久三年八月吉日」が、峰に「為新選組副長土方歳三作」が入る。拵（刀装）の鞘は隊士・永倉新八の家紋「石持ちに松皮菱」となっている。

この刀は長野県のコレクターが今年手に入れた刀で、各地で展示されています。

コレクター様のYouTubeチャンネルです。→侍マスターチャンネル

そのコレクターの方からこの刀を収納するケースの製作依頼をいただきました。

ケースはフレーム、アルミ板ともに黒色で仕上げ、内装は波ウレタンで固定する仕様にしました。

所有されている日本刀の持ち運びに使用して頂いており、どんな日本刀でも収納できるサイズで製作しました。

歴史の授業や小説でしか聞いたことのない「土方歳三」という名前を仕事で聞くとは思いもしませんでした。本当に貴重な経験をさせていただきありがたく思います。

10/5(水)～10/7(金)に福岡マリンメッセで行われた「モノづくりフェア2022」、10/12(水)、13(木)にマイドームおおさかで開催された「大阪勧業展」、10/13(木)にポートメッセなごやで開催された「しんきんビジネスフェア」の3つの展示会に出展しました。

先月ご紹介した熱高圧縮パネルを使用したケースや、電動アシスト付き四輪自転車「いーちゃりかー」など、色々な商品を展示させていただきました。

11/16(水)、17(木)にマイドームおおさかで開催される「ビジネスチャンス発掘フェア」が今年の最後の出展になります。熱高圧縮パネルを使用したケースも展示しますので、皆さん、是非会場にお越しください。