アルミケースのアクテック株式会社が毎月お届けする『いれもん通信』です。

　今月のいれもん通信でご紹介させて頂くのは、
国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）
のご依頼で作製した、タブレット10台運搬用ソフトケース＆アルミケースです。

　このケースの製作に至る背景ですが、世界中に新型コロナウイルス（COVID-19）が蔓延し、国立研究開発法人情報通信研究機構（NICT）では、オンライン学習や三密を配慮した授業などの新たな学習様式を早期に実現するために取り組まれており、実証実験で複数のタブレット端末を容易で安全に運ぶ手段としてアクテックのアルミケースが利用されました。

　そのケースの詳細ですが、タブレットPCも各社で寸法が異なることから、外寸が12mm × 180mm × 270mmのタブレットを最大寸法と想定し、内装を決めました。次に、タブレットをそのまま10台入れてしまうと、画面同士が当たって破損する恐れもあるため、クッション性のある仕切りをタブレットとタブレットの間に挟んで収納するようにしました。また、両端の仕切りは稼働できるようになっており、タブレットPCの厚みに合わせて可変させることが可能です。

　両端に充電器などの収納物が入るようなスペースを設け、可動仕切りには、充電器のケーブルを保持できるウレタン加工品を貼り付けています。これにより、充電ケーブルが中で絡まることを防げるようになっています。

オンライン学習や三密を配慮した授業で使われることから、軽い布製のバッグで製作しました。

　授業で使う際の持ち運びには軽いソフトケースが良いのですが、各学校に貸し出す際に宅配便で送る必要があります。この時に、このソフトケースのまま送ると衝撃でタブレットが壊れてしまうかもしれないので、心配だというご意見を頂きました。

　そこで、このソフトケースを丸ごと入れるアルミケースを製作しました。

　学校などに貸し出すときの宅配便は、アルミケースに入れて送って頂き、到着後の学校では中からソフトケースを出していただき、そのまま持ち運びできるバッグとして使用して頂けるようになっています。

　ソフトケースからハードケースまで、自社で生産できるアクテックです。使い方によって、今回のようなソフトケースとハードケースを組み合わせたハイブリッドな構成も可能です。

　機材の保管、運搬でお困りのことがあれば是非、ご相談いただければと思います。
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この愛宕神社は、京都盆地の北西、標高924メートルの愛宕山の山頂にあり、全国に約900あるという愛宕神社の総本宮です。

明智光秀が本能寺への挙兵前に、この愛宕神社で何度もくじを引いたと言われています。

また、愛宕神社には、7月31日夜から8月1日未明にかけて参拝すると千日間の功徳を得るという千日通夜祭（千日詣り）という行事があります。千日通夜祭の当日は、麓の清滝から山頂の愛宕神社までの約4kmの登山道に翌朝まで灯りがともされます。

今年は、新型コロナウィルス感染防止のため、当日の神事と参拝を中止し、7/23〜8/1までの昼間を千日詣としたそうです。

※写真は昨年の11月に撮影したものです。