アクテック2007

明けましておめでとうございます。鏡餅です。新年、明けましておめでとうございます。本年もどうぞアクテックをよろしくお願い致します。

おかげさまで本年、当社は創業35年を迎えることができました。
また、この「いれもん通信」も丸2年間続ける事ができました。 これもひとえに皆様方の熱いご支援の賜物と大変感謝しております。 ということで、今回からは普段のスタイルをガラッと変えまして、 2007年のアクテックについて語らせていただきます。

アルミケース一筋35年

昭和47年創業

アクテックは昭和47年9月、大阪府門真市に於いてアルミケースの製造を開始しましたが、皆様のご愛顧により、以後年々需要も増加し生産能力も限界となりましたので、昭和56年11月、工場の設備・拡充・生産能力の拡大・作業環境の改善をはかり、新工場を建設し、大阪府枚方市に工場全体が移転しました。

昭和56年当時の社屋外観

新工場の生産能力は、月産8,000〜10,000台で、OEMでの大量生産から、個人・企業問わず、1台からのオーダーメイドも可能となりました。お客様の様々なニーズに応えるべく、一般的なアルミケースから各種計測器を始め、あらゆる機器の収納用として、海外製品に優る最高の品質を守り続けています。
また、官庁・公的機関・大手企業からの厚い信頼を得て、社会へ貢献することを目標に、様々な公的事業にも当社の知識・技術・経験を活かし、皆様のお役に立てる様、日々精進努力をしております。

移転当初の工場内作業風景

これからのアクテック

2007年、アルミケース一筋のアクテックは創業35年を迎えます。 これからも引き続き、お客様のお役に立てるアルミケースを追求して参ります。 本年度からは、さらに強力な営業・製造を目指し体制を一新。サプライヤーとして、お客様とより密接な関係作りを目指して参ります。

アクテックは「精密機器を保護・保管・運搬」を目的としたアルミケース作りを通じ、社会に貢献したいと考えます。
今年はISO9001(品質マネージメントシステム)並びに、ISO14001(環境マネージメントシステム)取得企業としてさらに磨きをかけ、品質への自信と誇りを持ち、地球にやさしい会社として正々堂々と仕事に邁進します。 時代の流れを敏感に感じ取り、お客様の想像を越える提案が出来る会社になりたいと思っております。

アクテック製 アルミケース

ISO9001と ISO14001について

ISO 9001(品質マネージメントシステム)とは?

ISO9001認証マーク

「ISO9001は製品の品質保証と、顧客満足及び改善を含む組織の管理まで踏み込んだ品質マネジメントシステムの要求事項を規定した国際規格です。」

○ メリット × デメリット
・ 顧客満足度の向上 ・ 書類作成の手間
・ 顧客の信用と営業力の強化 ・ 審査料金が高額
・ 品質体制の構築 ・ 業務の複雑化
・ 社内の意識改革と体質の強化  
・ 役割と責任・権限の明確化  

ISO 14001(環境マネージメントシステム)とは?

ISO14001認証マーク

「ISO14001は組織の活動、製品・サービスによる、 または間接的に与える著しい環境影響や環境リスクを低減し、発生を予防するための環境マネジメントシステムの要求事項を規定した国際規格です。」

○ メリット × デメリット
・ 効率的な省資源、省エネルギーへの取組み ・ 書類作成の手間
・ グリーン購入、グリーン調達の意識向上 ・ 仕入れ先が限定される
・ 地域住民、地域社会との良好な関係維持 ・ 仕入れ価格の上昇傾向
・ 社会的責任への貢献 ・ 審査料金が高額
・ 役割と責任・権限の明確化 ・ 業務の複雑化

ISO導入するにあたって (ISO管理責任者インタビュー)

―― ISOを取得した目的はなんですか?
社会的責任を全うするため。会社を取り巻く環境に対応するため。 それから、地球環境に配慮した製品作りをするために導入しました。

―― ISOを取得するにあたり苦労した点は?
まず、提出書類の作成が大変でした。要求事項がとても多くて、一つ一つを明確に書いていかなければなりませんでした。
製造ラインでの製造工程や、受発注の事務処理の流れなど、一つずつの作業工程をマニュアル化するのが意外と難しく、また、一人では決めれない事が多かったので、社内でじっくりと時間を掛けて話し合いながら文章を作成していきました。

―― コンサルタントには依頼をしなかったのですか?
当初は社内で全てをするつもりでしたが、内容が複雑すぎたので専門家にコンサルティングの依頼をしました。

―― 専門家に依頼してどうでしたか?
わからない所が沢山あって、いろいろと相談してアドバイスをもらったので大変助かりました。 やはり、専門家に協力してもらうのが、取得するのに一番の近道ですね!

―― 取得するまでの期間はどれくらい掛かりましたか?
約1年は掛かりました。

―― 費用はどのくらい掛かりましたか?
取得費用とコンサル料も含め○百万円は掛かりました・・・。

―― ISOを取得して良かった点・悪かった点を教えてもらえますか?
良かった点は、大手企業との取引がスムーズにいくようになったことです。
先方からの問い合わせで一番多いのが『ISO14001』を取得しているかどうかです。取得していないと取引できないのが現状で、理由としては、グリーン調達を実施している企業では、環境破壊につながる有害物質を含む製品は、『買わない・売らない・作らない』が企業としての社会的責任と考えているからです。 また、海外へ製品を輸出する場合、その製品の素材が日本では良くても、海外では輸入を禁止しているものがあるので、やはり国際基準に則ったISOを取得している企業と取引することは、地球環境を守るためにも、自社を守るためにもとても重要なことだと思います。

悪かった点としては、毎年審査料金を払い続けなければいけないことでしょうか・・・。それと、審査がとても厳しいので、毎年審査日になると社内がピリピリムードで、審査員の方に怒られないか心配で心配で、毎回胃が痛くなることでしょうかねぇ〜(笑)

ISO9001 登録証
【ISO9001 登録証】
ISO14001 登録証
【ISO14001 登録証】

◆ ISO推奨 PDCAサイクルについて ◆

ISOマネジメントシステムでは、PDCAサイクルという手法・考え方を用いて、品質向上・業務改善を目指すことを目的としています。
PDCAとは、『Plan(計画)、Do(実施)、Check(点検)、Act(改善)』の、それぞれの頭文字を取ったもので、 1、管理計画を作成(Plan)する2、その計画を組織的に実行(Do)する3、その結果を内部で点検(Check)する4、不都合な点を改善(Act)する1に戻る。 この一連の流れを繰り返すことにより、継続的に改善を図ろうとするものであります。

組織だけではなく個人にも非常に役に立つシステムで、アクテックでは社長を筆頭に、社員全員が個人の仕事を明確にするため、またモチベーションを維持するために、各々がPDCAサイクルを取り入れ日々の業務に取り組んでおります。

PDCAサイクル

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ソフトケース・タブレットケース製造販売【アクテック】

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