人体にも悪影響!?

VOC(Volatile Organic Compounds)物質とは揮発性有機化合物の総称で約200種類以上あります。
代表的な物質としてはトルエン、キシレン、酢酸エチル等があげられ、主に塗料溶剤(シンナー)、接着剤、インキなどに使われてきました。これらVOC物質が大気中に排出されると、主成分の有機物質(炭化水素)に紫外線があたり光化学反応によって光化学スモッグの原因となるO3(オゾン)が生成されてしまうのです。

目や喉の痛み、呼吸障害など人体への他、植物へも影響を及ぼす光化学スモッグの障害が叫ばれてからもう随分経ちます。国もこれまで対象ではなかったVOC物質の排出規制に動き出し、大気汚染防止法を一部改正し、2006年4月から施行されました。内容は2010年度までにVOC排出量を法的規制と自主規制を合わせ3割削減するというもので、対象となるのは自動車や建材、木製品製造や印刷会社など塗装や接着の設備・施設を持つさまざまな業種の事業者です。

今回はVOC排出を簡易的に計測する機器を開発された企業さんの紹介です。

光化学スモッグの仕組み

VOCを簡単に測れる

今回は神奈川県川崎市の光明理化学工業株式会社さん(以下光明理化学)からの通信です。

光明理化学は1947年に創業されました。事業内容は測定機器・警報機器の製造販売というもので、ガス計測分野でたえず新しい提案を続けてこられたそのユーザー層は官公庁、エネルギー、造船、電機、ガス事業等々多種多様に渡ります。

主力商品は北川式と呼ばれる検知管式のガス計測機器です。検知管とは測定するガスと鋭敏に反応する検知剤をガラス管に充填したもので、試料を通気させると化学反応により検知剤が変色し測定ガスの濃度が測定できるというものです。 詳しくは→ 北川式検知管のしくみ

光明理化学工業株式会社 製品写真
VOC−1 アルミケース

きよらかな環境づくり

新世紀の活動の中心を「きよらかな環境づくり」に定めた光明理化学が大気汚染防止法の改正に伴うVOC排出自主規制に向け、簡易で安価な検知管式測定システムVOC−1を開発2006年8月に発売されました。
そのユニット一式の収納にアクテックのアルミケースを採用いただきました。

VOC簡易測定システム VOC−1収納アルミケース

ストップ!大気汚染! アクテックでは堅牢かつ利便性・収納性に優れたアルミケースを通じ、環境測定機器のさらなる発展と普及のお役に立ちたいと考えます。

 

 

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